コロナ禍の外出自粛で伸びる通信販売だが、購入前に性能や質感を確かめたいのが人情。そんな希望に「体験店舗」が応えてくれる。家電やガジェット(目新しい道具)を操作したり、自転車+原付のハイブリッドバイクにも試乗したりできる。気に入ったら後でネット購入する形なので「買わなくては」というプレッシャーとは無縁。販売ノルマのないスタッフの接客もサッパリしている。一方、出品するメーカー側には都心の一等地で製品をPRできるのが魅力だ。クラウドファンディングや町工場のβ(ベータ)版(試作品)など、多彩な企業が夢を抱えて参加する。