日本銀行の金融政策を決める政策委員会で、金融緩和に積極的な「リフレ派」の重みが増し始めた。3月末に退任する桜井真審議委員の後に専修大の野口旭教授が入ることで、メンバー9人のうち4人がリフレ派となる。一方、日銀は19日の金融政策決定会合で、長期金利の変動幅を明確化するなど、金融緩和の副作用対策に乗り出した。黒田東彦総裁の後任人事も取り沙汰される中、金融政策をめぐる対立が熱を帯びていきそうだ。
日本銀行の金融政策を決める政策委員会で、金融緩和に積極的な「リフレ派」の重みが増し始めた。3月末に退任する桜井真審議委員の後に専修大の野口旭教授が入ることで、メンバー9人のうち4人がリフレ派となる。一方、日銀は19日の金融政策決定会合で、長期金利の変動幅を明確化するなど、金融緩和の副作用対策に乗り出した。黒田東彦総裁の後任人事も取り沙汰される中、金融政策をめぐる対立が熱を帯びていきそうだ。