50%引き! InvestingProで2025年の市場を超える投資成績を特別セールを請求する

ECB、追加利上げ示唆が大幅利上げと「同等」と判断=議事要旨

発行済 2023-01-20 00:16
更新済 2023-01-20 00:19
© Reuters. 欧州中央銀行(ECB)が12月15日開催した理事会で、政策当局者の多くが0.75%ポイントの利上げを主張したが、将来の利上げを強く示唆することが12月時点での0.75%ポ

[フランクフルト 19日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が12月15日開催した理事会で、政策当局者の多くが0.75%ポイントの利上げを主張したが、将来の利上げを強く示唆することが12月時点での0.75%ポイントの利上げと同程度の効果を発揮するとの結論に達し、0.5%ポイントの利上げで妥結していた。19日公表の議事要旨で分かった。

© Reuters. 欧州中央銀行(ECB)が12月15日開催した理事会で、政策当局者の多くが0.75%ポイントの利上げを主張したが、将来の利上げを強く示唆することが12月時点での0.75%ポイントの利上げと同程度の効果を発揮するとの結論に達し、0.5%ポイントの利上げで妥結していた。19日公表の議事要旨で分かった。2022年7月撮影(2023年 ロイター/Wolfgang Rattay/File Photo)

ECBは15日の理事会で政策金利の0.5%ポイント引き上げを決定。利上げは4会合連続だが、利上げ幅は過去2回の理事会の0.75%ポイントから縮小した。ただ、ラガルド総裁は「現時点で入手されている情報に基づくと、次回会合と、おそらくその次の会合で、さらに0.5%ポイントの利上げが決定されると予想される」と表明した。

議事要旨で、0.5%ポイントの利上げは「ある意味、0.75%ポイントの利上げとほぼ同等だ。なぜなら政策金利を制約的な水準に引き上げるための、控えめな前倒しながら着実なアプローチは、インフレ過程のより持続的な性質と継続的に高まる不確実性と整合するとみられるためだ」と指摘。当初は大多数の当局者が0.75%ポイントの利上げを主張し、一部の当局者はぎりぎりまで意見を変えなかったという。

ロイターは12月15日、関係筋の話として、15日の理事会ではECBのチーフエコノミストを務めるレーン専務理事が提案した0.5%ポイント利上げに対し、0.75%利上げを主張するメンバーから反対の声が上がったが、ラガルド総裁は膠着を解消するため、今後の0.5%ポイントの追加利上げとインフレに対するタカ派的なメッセージを記者会見で示唆すると提案し、反対派の一部が納得。しかし反対派のうち約半数は譲らず、支持に回らなかったと報じた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます