[20日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは20日、ユーロ圏の今年の経済成長予測を0.7%に下方修正した。
足元の国際銀行システムのストレスや経済の先行き不透明感増大が背景。実質域内総生産(GDP)が0.3%下押しされる見通しという。
英国経済については今年ゼロ成長を予想。イングランド銀行(英中央銀行)の5月の利上げはもはや予想せず、ターミナルレート(利上げの最終到達点)は4.25%になるとの見方を示した。
ゴールドマンは、銀行部門のストレスや金融スプレッドの拡大を受けて、ユーロ圏と英国の双方で銀行融資が10%ポイント前後引き締まる可能性があると予想した。