[サンパウロ ２６日 ロイター] - ブラジルのルラ大統領は２６日、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、ウクライナ和平などについて協議したとツイッターで明らかにした。
ルラ大統領は、ブラジルが中国やインド、インドネシアと共にウクライナの戦争の解決に向け、両陣営との和平交渉に関与する意思を改めて表明したと明らかにした。
クレムリン（ロシア大統領府）も電話会談が行われたことを確認。プーチン大統領はルラ大統領に対し、ロシアがウクライナに関する対話に前向きであると伝えたという。
ルラ大統領はまた、プーチン大統領からのサンクトペテルブルクで開催される経済フォーラムへの招待に謝意を示しつつも、「今はロシアを訪問することはできない」とし、辞退したことを明らかにした。