[6日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は6日、ブルームバーグ(BBG)とのインタビューで、市場は来週の利上げの可能性を過小評価しているかもしれないとの認識を示し、どのような決定になるか予断を許さないと述べた。
クノット氏は「2025年末に2%のインフレ目標を達成することが、最低限実現しなければならないことだと考え続けている」と指摘。「達成期限が先延ばしされるような状況となれば明らかに不満だ。また、目標達成が若干前倒しされても特に問題はない」と述べた。