Peter Frontini
[サンパウロ 12日 ロイター] - ブラジル地理統計院(IBGE)が12日発表した8月の消費者物価指数は前月比0.23%上昇し、市場予想の0.28%を下回った。
前年比では4.61%上昇し、前月の3.99%から加速した。ロイターの市場予想は4.67%だった。中銀の今年の目標レンジは1.75─4.75%。
項目別では住宅価格が指数を最も押し上げた。ガソリン価格は前月比1.24%上昇した。一方、食品・飲料は3カ月連続で下落した。
IBGEのアンドレ・アルメイダ氏は「ここ数カ月、牛肉や鶏肉などの主要な家庭用消費品目が値下がりしているが、これは供給問題に関連している」と述べた。