[ロンドン 18日 ロイター] - 英商工会議所(BCC)は18日、国内小規模企業の約半分が金利上昇の悪影響を受けているとの調査結果を公表した。
イングランド銀行(英中央銀行)は今週、15会合連続の利上げを行うとみられている。
調査に回答した企業の46%がこれまでのところ金利上昇で悪影響が生じていると回答。直接影響を受けていないとの回答は45%だった。
最も強く影響を感じていたのは小売り・接客などの部門だった。
BCCは、債務増加を受け投資が控えられていると指摘。「中銀は金利がピークに近づいていると示唆しているが、企業は金利圧力が終わりを迎えるというはっきりした確信を求めている」と述べた。
中銀はインフレ圧力緩和のため、21日の政策決定会合で金利を5.25%から5.5%に引き上げるとみられているが、その後は利上げが休止される見通しだ。