[31日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスは、パウエル連邦準備理事会(FRB)議長会見を受け、米利下げ開始予想を3月から5月に後ずれさせた。
31日付ノートで、年内5回の25ベーシスポイント利下げ予想は維持。5月から9月まで4回連続の利下げ、そして12月に最後の利下げを実施すると見込んだ。
FRBは30─31日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25─5.50%で据え置いた。パウエル氏は会合後の会見で、3月のFOMCで利下げするのに間に合うタイミングで、当局者が十分な確信を持てる可能性は低いとの見方を示した。