[ロンドン 1日 ロイター] - ソシエテ・ジェネラルのアナリストは1日、日銀が3月に利上げを実施し、イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)を終了するとの見方を示した。
日銀は1月31日、22―23日に開いた金融政策決定会合で出された主な意見を公表。近い将来の金融政策の正常化開始を見据えた発言が目立ったことが明らかになった。
これを受け、ソジェンはこれまでの見方を変更。「慎重な意見が大幅に減少し、政策変更に前向きな意見が大幅に増加した」とし、日銀が3月に政策金利を0%に引き上げると予想した。
その上で、日銀が2%のインフレ目標の持続的かつ安定的な実現に確信を持てるまでゼロ金利政策と量的緩和政策を継続すると宣言する可能性が高いとした。