[東京 2日 ロイター] - 岸田文雄首相は2日の参院本会議代表質問で、4月末に終了予定のガソリン補助金の在り方をめぐり、ガソリン税を緊急時に下げるトリガー条項の凍結解除を含め、さまざまな手法を検討していると述べた。榛葉賀津也議員(民主)への答弁。
首相は、ガソリン補助金政策である激変緩和措置の出口戦略について「さまざまな手法がある」と指摘。国民民主が求めるトリガー条項の凍結解除については「エネルギー情勢や脱炭素の国際潮流も踏まえ与党と国民民主の3党で検討している」と述べた。
米大統領選動向を踏まえ「日米同盟の重要性については米国でも党派を超えた認識が存在している」との見解を述べた。
能登半島地震後、日本に異例の電報を送った北朝鮮の金正恩委員長に対して謝意を示すと同時に北朝鮮側の政治的意図についてはコメントを控えるとした。