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30日の欧米市場では、欧州中央銀行(ECB)が債券購入のルール緩和を検討との報道が材料視され、NYダウは3日連続で200ドルを超える上昇となった。
こうした流れを受けて日経平均は122円高からスタートすると、一時15765.00円(同189.08円高)まで上昇する場面があった。
ただ、取引時間中に発表された中国の6月財新製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回り、為替相場が円高に振れるとともに日経平均は上げ幅を縮めている。
個別では、トヨタ自 (T:7203)、三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、ソニー (T:6758)、Vテク (T:7717)などがしっかり。
前日に第1四半期決算を発表したニトリHD (T:9843)は商いを伴って8%近い上昇。
本日決算発表が予定される良品計画 (T:7453)も4%高と上げ目立つ。
また、キャリアリンク (T:6070)、津田駒 (T:6217)、HUG (T:3676)などが東証1部上昇率上位となっている。
一方、前日にアローラ前社長を巡る報道が伝わったソフトバンクグ (T:9984)が売られているほか、みずほ (T:8411)、マツダ (T:7261)、ホンダ (T:7267)、キヤノン (T:7751)がさえない。
出光興産 (T:5019)やタカタ (T:7312)は5%前後の下落に。
また、WSCOPE (T:6619)に加え、前日決算発表したアダストリア (T:2685)やクスリのアオキ (T:3398)が東証1部下落率上位となっている。