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UPDATE1: 東京外為市場・午後3時=ドル78円後半、終盤に急騰 米銀が大量の買いとのうわさ

発行済 2011-07-14 15:48

       ドル/円

午後3時現在 78.95/98  1.4192/96  112.06/12 

正午現在   78.63/64  1.4226/33  111.87/92

午前9時現在 78.84/88  1.4269/72  112.51/56

NY17時現在 78.81/86  1.4186/88 111.85/89

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 [東京 14日 ロイター] 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時に比

べて小幅高の78円後半。朝方から78円台で推移していたものの、終盤に1円近く急騰

した。当局による介入のうわさは市場から聞かれず、米銀によるまとまったドル買いが相

場を押し上げたとの観測が出ていた。

 この日のドル/円は79円前半から本格的な取引が始まると、じりじりと値を下げた。

前日の議会証言でバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が追加緩和の可能性をほの

めかしたこと、ムーディーズが米国の格下げを示唆したことで、ドルが売られやすかっ

た。とりわけ年金筋がユーロやドルを売る動きが目立ったという。「リスク資産を圧縮す

る目的で、外債を売っていたのだと思う」(信託銀行)との声が聞かれた。

 仲値過ぎには前日安値を割り込み、78.45円まで下落。4カ月ぶりの安値を再びつ

けた。「海外勢とみられる大口売りで値を下げた」(国内銀行)、「78.50円にあっ

たオプションのトリガーを狙いにいったようだ」(別の国内銀行)などの声が出ていた。

 その後は78円台半ばでこう着していたが、午後3時近くに79.60円まで急騰し

た。介入警戒感が高まっていない中での急激な上昇だったため、市場では情報が錯そう。

米銀が大量にドルを買ったという共通したうわさ以外は、日本の大手銀行が追随買いした、

日本郵政が買った、誤発注など、さまざまな観測が飛び交った。当局による介入のうわさ

は市場から聞かれず、「介入が入ったときのような値動きでもない」(前出の信託銀行)

との指摘があった。

 財務相幹部は、為替介入の有無についてコメントを控えた。午前に野田佳彦財務相が円

高けん制発言をした際、「断固たる措置をとる」という強い表現を使わなかったことが市

場では話題になっていたが、同幹部は、そうした言葉を使わなくても「為替介入はあり得

る」とした。

 このほか目立ったのはニュージーランド(NZ)ドル。0.8507ドルまで上昇し、

変動相場制移行後の高値を更新した。予想を上回る前期比0.8%成長となった第1・四

半期国内総生産(GDP)が追い風になった。ロイターによる事前予想は同0.4%成長

だった。

 (ロイターニュース 久保 信博記者)

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