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NY金が更なる下落となる可能性が、サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

発行済 2017-01-27 10:02
更新済 2017-01-27 10:33
NY金が更なる下落となる可能性が、サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。


25日の米国株式市場ではNYダウがついに大台の2万ドルを突破しました。
その一方で、NY金は13ドル下落の1トロイオンスあたり1197.80ドルの続落でしたね。
米国株式市場と同様にこれからの動きが気になるところです。


今日はそんな金市場についてレポートします。

松永さんによると、『世界最大の金FTFであるSPDRゴールド・トラストの金現物保有量は、1月25日時点で799.07トンとなり、1年ぶりに800トンを割り込みました。
NY金がこの1か月間で90ドルほど上昇しましたが、それでもSPDRゴールド・トラストの金現物保有量が減少基調を続けており、金ETF人気の低調さが伺えます』と伝えています。
続けて、『世界最大の金消費国である中国で金消費が減少しており、金ETF人気も低迷しております』とのことです。
金人気の低迷については、『NYダウが2万ドル台に乗せ、トランプ政権への期待が高まっている状態では、「リスクヘッジの金投資」への魅力が低下しているようです』との見解を述べています。

金の今後の値動きについては、『しばらくは、トランプ・ラリーの影響を受けてリスクオンの流れが強まり、NY金が更なる下落となる可能性もあります。
金ETFの金現物保有量や中国の消費の動向を見る限りでは、「現在の金価格の水準は、実需を喚起するほどの水準ではない」ということかもしれません』と加えています。
これらを踏まえて、今後金価格もチェックしてみてくださいね。


上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の1月26日付「金市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。



フィスコリサーチレポーター三井智映子


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