11時00分現在の日経平均株価は19424.57円（前日比34.58円安）で推移している。 13日の米国市場でNYダウは142ドル高となり、主要株価指数がそろって最高値を更新した。
引き続きトランプ政権による減税策への期待が高まっている。
本日の日経平均はこうした流れを受けて19円高からスタートすると、一時19500円に乗せる場面も見られたが、その後は上値の重さが意識されてマイナスへと転じた。
足元では19400円台前半でのもみ合いとなっている。
個別では、ソフトバンクＧ (T:9984)、トヨタ自 (T:7203)、みずほ (T:8411)などが小安く、任天堂 (T:7974)、ＮＴＴ (T:9432)、富士重 (T:7270)もさえない。
第3四半期決算短信に「継続企業の前提に関する注記」を記載すると報じられた東芝 (T:6502)は3％安。
業績予想を上方修正したＶテク (T:7717)は材料出尽くし感から急反落している。
また、業績予想を下方修正したニコン (T:7731)が東証1部下落率トップ。
その他、ワールドＨＤ (T:2429)やアシックス (T:7936)が下落率上位に顔を出している。
一方、業績上方修正を発表したミネベアミツミ (T:6479)や三井金 (T:5706)は商いを伴って急伸している。
野村 (T:8604)、ＪＴ (T:2914)、ブリヂス (T:5108)などはしっかり。
アルプス電 (T:6770)は3％
近い上昇。
また、ＵＳＥＮ (T:4842)の買収を発表したＵ−ＮＥＸＴ (T:9418)や、オプトＨＤ (T:2389)、アルバック (T:6728)などがストップ高水準まで買われている。
（株式アナリスト 小林大純）