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東京外為市場・正午=ドル78円前半、米債務上限問題にらみ一時4カ月ぶり安値を更新

発行済 2011-07-25 12:36
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       ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円

正午現在   78.37/38  1.4382/87  112.72/75

午前9時現在 78.38/39  1.4365/69  112.61/63

NY17時現在 78.52/55  1.4353/59 112.74/80

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 [東京 25日 ロイター] 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時に比べて

小幅安の78円前半で推移している。アジア時間早朝に起きた米債務上限引き上げ交渉の

難航をにらんだ米国ミニトリプル安のなかで、ドル/円も4カ月ぶり安値となる

78.12円まで下落した。ドルの売り一巡後はやや持ち直して78円前半でもみあって

いるが、戻りは鈍い。市場では、債務上限は引き上げられ米債のデフォルトは回避される

との見方が多いが、格下げリスクがくすぶっていることに加えて、米財政の引き締めが景

気を圧迫するとの見方も多く、ドルの下値不安がくすぶっている。

 アジア時間早朝に、米債務上限引き上げ交渉の難航をにらんで米株価指数先物や米債先

物が売り込まれ、ドルも下落するという米国にとってのミニトリプル安が起きた。ドル/

円は78.12円まで売られて、4カ月ぶり安値を更新した。

 売り一巡後は持ち直し、一時は78.56円まで上昇した。きょうは輸出企業のドル売

りが出やすい月末接近の五・十日にあたるが、ドルの水準を考えると「輸出企業の売りが

一気に出てくることはなさそうだ。月末まで様子をみるのではないか」(大手銀行)とい

う。一方で、4カ月ぶり安値水準とあって、ドルの78円付近には買いが入っているとい

う。

 しかし、ドル/円は78円半ばで跳ね返されており、戻りの鈍さから市場にはドルの下

値不安がくすぶっている。参加者の間では、債務上限はいずれ引き上げられ、米債のデフ

ォルトが回避されるとの見方は強い。このため「市場にとっての焦点は、上限が引き上げ

られてもS&Pによる格下げの可能性があることに加え、米債務削減から来る米景気下押

しリスク(フィスカルドラッグ)に移っている」(バークレイズ銀行チーフFXストラテ

ジスト、山本雅文氏)という。バークレイズ銀行は、米債務上限問題をにらんで1カ月後

のドル/円の予想を80円から75円に引き下げた。

 また「格下げされればドルは一気に過去最安値の76.25円を目指しそうだ。格下げ

回避でも(財政引き締めによる景気圧迫や緩和政策長期化観測で)ドルは緩やかに売られ、

過去最安値の76.25円を目指す」(別の大手銀行)と予想する声も聞かれた。

 (ロイターニュース 松平陽子)

※( ロイターメッセージング:yoko.matsudaira.reuters.com@reuters.net 

E-mail:yoko.matsudaira@thomsonreuters.com; 03-6441-1795)

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