■今後の見通し
オロ (T:4689)の2018年12月期通期の連結業績は、売上高が前期比16.7%増の4,564百万円、営業利益が同6.9%増の918百万円、経常利益が同9.0%増の915百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.9%増の631百万円と4期連続の増収増益を予想する
売上高に関しては、上場効果により引き合いの質や量は確実に向上しており好調の原動力となっている今期東証一部に昇格することで、さらに認知度及び信頼性の向上が期待されるビジネスソリューション事業では2,121百万円(前期比12.2%増)を予想働き方改革が進むなかで、間接業務の削減に寄与する主力の「ZAC Enterprise」にも追い風が吹くコミュニケーションデザイン事業では、2,443百万円(前期比20.9%増)を予想高い成長を見込んでいるが、前期第4四半期の自動車会社向けの大型案件受注の継続部分も織り込んだものであり、予想の精度は高いと考えられる
利益に関しては、各利益ともに1ケタ台の増益を予想する成長のための事業投資を継続する方針であり、人件費を主体とする費用が増加する見込みだまた、コミュニケーションデザイン事業においては広告運用業務も増える見込みであり、広告の仕入れ(グーグル、ヤフー
など)が増加する前期の売上高経常利益率は21.5%であったのに対し、今期予想は20.0%となっており、妥当性の高い利益計画と考えてよいだろう
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
オロ (T:4689)の2018年12月期通期の連結業績は、売上高が前期比16.7%増の4,564百万円、営業利益が同6.9%増の918百万円、経常利益が同9.0%増の915百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.9%増の631百万円と4期連続の増収増益を予想する
売上高に関しては、上場効果により引き合いの質や量は確実に向上しており好調の原動力となっている今期東証一部に昇格することで、さらに認知度及び信頼性の向上が期待されるビジネスソリューション事業では2,121百万円(前期比12.2%増)を予想働き方改革が進むなかで、間接業務の削減に寄与する主力の「ZAC Enterprise」にも追い風が吹くコミュニケーションデザイン事業では、2,443百万円(前期比20.9%増)を予想高い成長を見込んでいるが、前期第4四半期の自動車会社向けの大型案件受注の継続部分も織り込んだものであり、予想の精度は高いと考えられる
利益に関しては、各利益ともに1ケタ台の増益を予想する成長のための事業投資を継続する方針であり、人件費を主体とする費用が増加する見込みだまた、コミュニケーションデザイン事業においては広告運用業務も増える見込みであり、広告の仕入れ(グーグル、ヤフー
など)が増加する前期の売上高経常利益率は21.5%であったのに対し、今期予想は20.0%となっており、妥当性の高い利益計画と考えてよいだろう
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)