注目銘柄ダイジェスト(前場):日本通信、共和工業、JVCKWなど

発行済 2018-06-01 12:17
更新済 2018-06-01 12:20
© Reuters.
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菱瓦斯化 (T:4182):2822円(+41円)
続伸。
野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も3250円から3560円に引き上げている。
芳香族の構造改革や合成樹脂の高付加価値化による収益体質の改善、メタノールや界面法ポリカーボネートの需給懸念の少なさから業績予想を上方修正、今期経常利益は902億円で会社計画の750億円を大幅に上回ると予想。
なお、野村證券では三井化学や三菱ケミカルは格下げしており、選別物色への期待なども強まる。



日本通信 (T:9424):164円(+45円)
急騰。
FinTechプラットフォームに関して、群馬銀行や千葉銀行など6社共同で実証実験を行うと発表している。
また、この実験は金融庁の「FinTech実証実験ハブ」の支援案件としても決定されているようだ。
同社は「サブSIM」というICカードを用いることで、高度なセキュリティ機能を活かしたプラットフォームを開発、実証実験で活用されるようだ。
株価水準の値頃感妙味に、短期資金の関心が高まる状況となっている。



FRONTEO (T:2158):1110円(+11円)
大幅に続伸。
独自開発の人工知能(AI)エンジン「KIBIT(キビット)」がソラスト (T:6197)で活用され、17年6月上旬から行ってきた新入社員の離職防止の取り組みで効果が得られたと発表している。
FRONTEOは、離職防止やハラスメントの検知、新卒採用などで人工知能を活用したサービスの開発をさらに進めるとしており、業績向上に寄与するとの期待から買われている。



JVCKW (T:6632):322円(-39円)
大幅続落。
野村證券を割当先とする第三者割当で新株予約権を発行することを発表している。
潜在的な株式価値の希薄化をネガティブ視する動きが先行している。
希薄化は最大で17.99%となるもよう。
当初行使価格は361円で、下限行使価格は289円となる。
手取り概算額は90億円超、調達資金はパブリックサービス分野における業務用無線システムおよびヘルスケア事業への投資などに充当するもよう。



共和工業 (T:5971):7240円(+790円)
大幅に3日続伸。
19年4月期の営業利益予想を前期比32.7%増の14.50億円と発表している。
主力の建設機械メーカー向け製品について、世界的に需要が堅調に推移すると見込む。
同時に発表した18年4月期の営業利益は63.2%増の10.93億円で着地した。
国内では新排ガス規制実施前の需要増が利益を押し上げた。
海外では北米でインフラ関連、中国で公共投資関連が順調に伸びた。



パーク24 (T:4666):2944円(+6円)
もみ合い。
前日に第2四半期の決算を発表、営業利益は93.01億円で前年同期比8.7%増、国内駐車場、海外駐車場事業ともに順調だったほか、レンタカーやカーシェアリングを展開するモビリティ事業も利益増に貢献した。
ただ、市場想定の範囲内であるほか、先に伝わった観測報道に沿った数値でもあるため、サプライズは乏しい状況になっている。
豪雪の影響などがあったといえ、第1四半期の同17.9%増から増益率が鈍化していることをマイナス視する向きもあるようだ。



マネーフォワード (T:3994):5770円(+390円)
大幅に3日続伸。
グローバル・フィンテック分野へ重点投資するファンド「GMO Global Fintech Fund」に投資案件の創出、国内金融機関との協業を目的とした戦略パートナーとして参画すると発表している。
同ファンドはベンチャー投資・インキュベーション事業を展開するGMO VenturePartners(東京都渋谷区)が設立し、ラクスル (T:4384)やメルカリ (T:4385)にも投資した実績を持つ。



アステラス薬 (T:4503):1710円(+45.5円)
続伸。
発行済み株式数の3.04%に当たる6000万株、1000億円を上限に自社株買いを実施すると発表、高水準の自社株買いはサプライズとみられ、今後の需給改善期待が高まる展開になっている。
取得期間は6月1日から9月20日までとしている。
また、ロキサデュスタットのフェーズ3試験結果、経口JAK阻害薬ペフィシチニブの日本での製造販売承認申請などもポジティブに捉えられている。



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