■今後の見通し
ヨシコン (T:5280)の2019年3月期の連結業績予想は、売上高が前期比10.0%増の24,000百万円、営業利益が同10.5%増の3,500百万円、経常利益が同10.3%増の3,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.7%増の2,200百万円としている。
親会社株主に帰属する当期純利益は前期の特別利益に計上した受取損害賠償金が一巡するため小幅増益にとどまるが、全セグメントで増収増益を見込んでいる。
レジデンス事業においては、大手総合デベロッパー向け1棟卸売で、新規分譲マンション2棟の販売を予定している。
自社ブランドの直接分譲は新規竣工がなく、需要や市況の動向を見ながら完成在庫260戸の完売を目指す。
不動産開発事業においては、商業・工業・物流施設、分譲宅地の企画・開発・販売を計画している。
賃貸・管理等事業においては、既存賃貸物件の稼働率向上、設計・工事部門での建物請負工事受注を見込んでいる。
マテリアル事業においては、工期遅延の影響で前期から期ずれとなった建築部材案件など、高水準の受注残高の出荷が本格化して工場稼働率が上昇する見込みだ。
なお、第2四半期累計(4月−9月)の連結業績予想は、売上高が前年同期比33.4%減の7,000百万円、営業利益が同62.5%減の600百万円、経常利益が同62.4%減の600百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同63.1%減の400百万円としている。
大幅減収減益予想だが、1棟売り分譲マンション2棟の引渡しが第4四半期となるためであり、通期ベースでは好業績が期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
ヨシコン (T:5280)の2019年3月期の連結業績予想は、売上高が前期比10.0%増の24,000百万円、営業利益が同10.5%増の3,500百万円、経常利益が同10.3%増の3,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.7%増の2,200百万円としている。
親会社株主に帰属する当期純利益は前期の特別利益に計上した受取損害賠償金が一巡するため小幅増益にとどまるが、全セグメントで増収増益を見込んでいる。
レジデンス事業においては、大手総合デベロッパー向け1棟卸売で、新規分譲マンション2棟の販売を予定している。
自社ブランドの直接分譲は新規竣工がなく、需要や市況の動向を見ながら完成在庫260戸の完売を目指す。
不動産開発事業においては、商業・工業・物流施設、分譲宅地の企画・開発・販売を計画している。
賃貸・管理等事業においては、既存賃貸物件の稼働率向上、設計・工事部門での建物請負工事受注を見込んでいる。
マテリアル事業においては、工期遅延の影響で前期から期ずれとなった建築部材案件など、高水準の受注残高の出荷が本格化して工場稼働率が上昇する見込みだ。
なお、第2四半期累計(4月−9月)の連結業績予想は、売上高が前年同期比33.4%減の7,000百万円、営業利益が同62.5%減の600百万円、経常利益が同62.4%減の600百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同63.1%減の400百万円としている。
大幅減収減益予想だが、1棟売り分譲マンション2棟の引渡しが第4四半期となるためであり、通期ベースでは好業績が期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)