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ヨシコン Research Memo(6):不動産とマテリアルの両コアビジネスで「総合街づくり企業」を目指す

発行済 2018-06-04 15:37
更新済 2018-06-04 16:00
ヨシコン Research Memo(6):不動産とマテリアルの両コアビジネスで「総合街づくり企業」を目指す
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■ヨシコン (T:5280)の中長期成長戦略

● 不動産とマテリアルの両コアビジネスの更なる成長を目指す
中期経営計画「NEXT DOOR_2019」では、グループビジョンに「総合街づくり企業 ヨシコン」を掲げ、重点戦略を不動産3セグメントとマテリアルセグメントの両コアビジネスの更なる成長、各周辺市場の開拓と深耕、ハードとソフトの両面で街づくりを支える企業への変化としている。


具体的には、安定収益源である不動産ストックビジネスの拡大、将来の成長エンジンである新コアビジネスの発掘、生活関連サービス分野などへの事業範囲拡大、事業エリアの拡大、異業種・同業他社・各エリアでの提携・M&A戦略、マテリアル事業における新素材製品の開発などを推進する方針だ。


このうち、将来の成長エンジンである新コアビジネスの発掘に関してはREITへの参入を発表している。
東海道リート投資法人(仮称)の資産運用会社として、2018年4月に100%子会社の東海道リート・マネジメントを設立した。
2020年3月期中の稼働を目指している。
運用対象としてはレジデンス、オフィスビル、商業施設、物流施設などにとどまらず、静岡県の観光資源などにも注目してホテル・旅館なども対象とするようだ。


なお、中期経営計画「NEXT DOOR_2019」の目標値は未達の見込みとなったため、新たな中期経営計画の目標値を策定中である。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)

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