トランプ政権が2000億ドル相当の中国製品に対し、関税を25%にすることを検討していることを内部情報に通じた3人が明らかにした後、ドルは水曜日に上昇した。このニュースの正式な発表は早ければ水曜日にあるかもしれない。
「これが米国の交渉戦術であるかどうかは分からないが、市場は期待通りに反応し、リスク選好度は再び見直され、ここしばらく取引されるだろう」と楽天証券のCOOであるNick Twidale氏は語る。
ドルインデックスはこのニュースの後、水曜日に94.42と0.1%上昇した。中国元とオーストラリアドルは、ドルに対して安くなっている。
一方、円はドルに対して大きく下落した。予想通り日本銀行が微妙な調整を行いながら金利を長期間非常に低い水準で維持すると発表し、 USD / JPYは111.96と0.08%高となった。 日本銀行は10年物国債利回りを0%、短期金利目標をマイナス0.1%とし、インフレ目標については「2%を達成するには予想よりも多くの時間を要する」と述べた。 「日銀による非常に穏やかな政策変更であるが、その政策ベクトルは引き締めに向かっている。日本銀行のメッセージは、長期的な利回りを上げることだった」と東海東京調査センターのチーフエコノミスト・武藤氏は語った。
イングランド銀行は木曜日に政策会合を開く。