ドルは木曜日に6日ぶりに上昇した。木曜日に160億ドル相当の中国製品に関税を課すことが決まっており、中国も対抗措置として同様の160億ドル相当の米国製品に関税を課すと宣言している。
ドルインデックスは午後3時時点で0.33%上昇し、95.33となっている。
7/31~8/1にワシントンで開かれた連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が公開され、米連邦準備制度理事会(FRB)は、米経済が健全なままであるならば、再度利上げを行う用意ができている。今の経済見通しが変わるような経済指標が出てこない限り、利上げをすることは適切だと述べられている。 その後、「金利のさらなる漸進的な上昇」は経済活動の持続的拡大、強い労働市場、およびインフレ率が中期的に委員会の対称的な2%目標付近で推移することと合致すると書かれていた 。
一方、オーストラリアでは21日に党首選挙が実施され、ターンブル首相が辛勝した。 3人の上級閣僚が辞任を表明し、党首選挙を求めた後、ターンブル首相の指導力が問題視され、今週、 AUD / USDは1.0%低下して0.7290となった。 コーマン財務大臣は辞任し、ダットン内務大臣が政府を率いる最高の人だと信じていたと語った。「自由党の大多数の同僚が、変化が起こるべきだとの見方があるという現実を無視することはできない」とも彼は語った。 NZD / USDのペアも0.4%下がって0.6671となった。
その他、 USD / JPYは0.24%上昇し110.82。中国人民銀行(PBOC)が人民元基準レートを6.8367と設定したため、 USD / CNYは0.5%上昇し6.8732となった。