利上げが予想されている米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表を控え、ドルは他の通貨に対し、底堅く推移している。ドルインデックスは、午後7時26分時点で0.05%上昇し93.78となっている。
FOMCでは、1年で3回目となる0.25%の利上げが予想され、合計で2.25%となると思われる。
12月にさらなる利上げも予想されるが、2019年の金融政策の方向性について連邦準備制度理事会(FRB)の計画に注目が集まる。
FRBが来年もタカ派的な見通しを維持するならドルは上昇するだろうし、利上げのペースを遅らせるか、または来年の利上げサイクルを終わらせると示唆したらドルは下落するだろう。
貿易戦争に関し妥協はしない旨を述べたトランプ大統領の国連総会演説の後、市場は引き続き静かな状態にある。