トランプ米大統領が中国の習近平主席と話したというニュースは、市場をリスクオンにし、本日発表の雇用統計を前にドルは他の通貨に対し安くなった。
ドルインデックスは、午後6時31分時点で0.20%下がって95.89となった。
トランプ大統領と習主席が、金曜日に貿易問題に関して電話で話したことで、今月下旬のG20首脳会議で貿易協定が結ばれる可能性が高まっている。
このニュースは、10月の世界的な株式市場の下落の後で、再上昇を促す起爆剤となった。
本日午後9時30分に 非農業部門雇用者数が発表される。予想通りなら12月の連邦準備制度理事会(FRB)の利上げを後押しするだろう。
USD / JPYは0.07%高の112.80、 USD / CADは0.26%安の1.3051になっている。
EUR / USDは0.28%高の1.1439となり、ドル安により上昇した。ユーロは、ドイツの政治的不確実性と、イタリアの予算問題のため一週間にわたり安値が続いている。
ブレグジットの合意が早ければ11月21日にも可能というニュースで、 GBP / USDが0.15%高の1.3033となった。