Investing.com - 木曜日、テリーザ・メイ英首相が英国EU離脱問題の草案を巡り、内閣からの承認を得たことを受け、英ポンドは上昇した。
BBCによると、英国はEUの関税同盟に一定期間とどまり、来年の3月に英国がEUを離脱した後、21か月の移行期間が設けられることになった。
「内閣として、政府が離脱協定素案と政治宣言の概要を承認すべきという共同決定を下した」閣議の5時間後、首相官邸でメイ英首相は述べた。
「私はこの決定が全自国民のためになると、心から信じている」
しかしながら、EUのミシェル・バルニエ首相交渉官は未だ問題は山積しており、その道のりは厳しいと述べている。
ブルームバーグによると、エスター・マクベイ労働年金相、アンドレア・レッドサム氏、ペニー・モーダント氏を含む閣僚らは、メイ英首相の政府に留まるかどうかを検討している。
主要通貨バスケットに対するドルの強さを示すドルインデックス は0.2%下落し96.72となった。
一方、オーストラリアの雇用者数は、2万人という予想を上回り3万2800人の増加であったため、豪ドル/米ドルのレートは 0.7%上昇し、0.7277となった。
失業率は5.0%で低調に推移し、労働参加率は65.4%から65.6%へ増加した。
中国人民銀行(PBOC)が基準値を昨日の6.9402から6.9392へ変更したことにより、 米ドル/元のレートは0.2%下落し6.9403となった
米ドル/日本円のレートは0.1%下落し、113.49となった。