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為替:GDP公開後に人民元は下落、メイ首相は代替案の準備を進めポンドは横ばい

発行済 2019-01-21 13:32
© Reuters.  中国のGDPは低迷、1990年以来で最低の水準である。米中貿易問題は今後も焦点となるだろう。
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21日、第4四半期における中国のGDPは軟調であり、人民元は下落した。

テリーザ・メイ英首相はブレグジット協定の代替案を、21日午後に発表することが予定されている。これを受けて、ポンドはドルに対してほぼ横ばいである。1月29日には、代替案の議会投票が行われる予定である。

ポンド/ドルは0.03%安の1.2868で取引されている。

21日に国家統計局が発表した第4四半期におけるGDP成長率は6.4%で、第3四半期の6.5%を下回ったが、予想通りの結果であった。これを受けて、米ドル/人民元は0.2%高の67875となった。

2018年通年のGDP成長率は予想通り6.6%で、1990年以来で最低水準であった。

中国人民銀行(PBOC)は、対ドル基準値を金曜日の6.7665に対して、6.7774に設定した。

ドルインデックスは0.1%安の95.945となった。

21日の米国市場は祝日により休場している。一方、政府機関閉鎖によって重要な経済統計の公表が遅れるだろう。

米中貿易摩擦は今月も注目の的であろう。1月の30、31日に中国の劉鶴国務院副総理は、貿易協議のために米国を訪れる予定である。

18日に、スティーブン・ムニューシン財務長官が中国への関税の引き下げを検討していると報じられた。

ドナルド・トランプ米大統領はこの報道を否定し、中国との貿易協定に向けて進展があったと付け加えた。

19日、「中国との貿易問題は良い方向へ向かっている」とトランプ大統領はホワイトハウスで述べた。

一方、米ドル/円は0.2%安。23日は日本銀行が政策金利と展望レポートを発表する予定であるが、大幅な金融政策の変更は予想されていない。

豪ドル/米ドルは横ばいの0.7165であり、NZドル/米ドルは0.3%安である。24日はオーストラリアが雇用統計を発表する予定である。

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