大本組 (T:1793):5050円(+155円)大幅に続伸。
19年3月期の営業利益を従来予想の45.00億円から50.00億円(前期実績56.05億円)に上方修正している。
年間配当は従来予想の100.00円から120.00円(前期実績100.00円)に増額修正した。
完成工事総利益率の向上などにより、利益が押し上げられる見込み。
株価が取引時間中としては18年12月18日以来約1カ月半ぶりに節目の5000円を突破したことも買いに拍車を掛けているようだ。
アンビション (T:3300):1171円(+73円)大幅に3日ぶり反発。
19年6月期第2四半期累計(18年7-12月)の営業利益を従来予想の3.11億円から5.68億円(前期実績0.09億円)に上方修正している。
連結子会社の新築投資用デザイナーズマンションが早期に完売できたことに加え、プロパティマネジメント事業の管理物件数が伸長した。
通期予想は据え置いたが、修正が必要と判断した場合には速やかに知らせるとしている。
ケーズHD (T:8282):990円(-116円)急反落。
前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は233億円で前年同期比6%減益、10-12月期は76億円で同19%減益と減益幅が拡大する格好になっている。
高利益率商品の販売低調などによって、粗利益率の悪化が市場想定以上になっているもよう。
また、第3四半期末の在庫も高水準であり、在庫処分による第4四半期業績への影響も警戒される状況のようだ。
イビデン (T:4062):1398円(-196円)急落で下落率トップ。
前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は12億円で前年同期比69.3%の大幅減益、40億円強の市場予想を下回った。
通期予想は従来の180億円から100億円、前期比40.1%減に大幅下方修正、市場予想は170億円程度であった。
DPFなどのセラミック部門、電子部門ともに大幅な下方修正、来期以降の大幅回復期待なども見出しにくい状況となっているようだ。
フジクラ (T:5803):488円(+19円)大幅反発。
前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は99億円で前年同期比19.6%減益、通期予想は従来の300億円から280億円に下方修正している。
ただ、下方修正数値は市場コンセンサスをやや上回る水準となっており、目先の悪材料出尽くし感が優勢となっている。
情報通信事業などが堅調に推移し、想定以上の業績悪化は抑制される格好に。
ヤフー (T:4689):322円(+28円)大幅続伸。
前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は366億円で前年同期比30.8%減益、販促費や減価償却費などのコスト増で減益となったが、ほぼ市場想定線で短期的な悪材料出尽くしにつながっている。
通期予想レンジは1330-1430億円から1400-1430億円に修正。
また、24.3期営業利益2250億円を目指すとの中期計画を示したことも買い材料視されている。
オリコン (T:4800):513円(+53円)昨年来高値。
19年3月期の営業利益を従来予想の6.80億円から8.00億円(前期実績6.29億円)に上方修正している。
コミュニケーション事業を構成する顧客満足度調査事業やニュース配信・PV事業のニュースコンテンツ配信ビジネスが好調で、期初予測を上回った。
第3四半期累計(18年4-12月)は前年同期比49.5%増の5.92億円で着地した。
進捗率は74%。
パナソニック (T:6752):1024円(-37円)大幅反落。
前日に発表した第3四半期決算が嫌気される。
10-12月期営業利益は975億円で前年同期比18.8%減益、市場予想を200億円強下回った。
また、通期予想は従来の4250億円から3850億円に下方修正、4200億円程度のコンセンサスを下回っている。
年金制度変更の一部見直しなど一時的な要素の強いその他損益を450億円上方修正と、実質的な修正幅はより大きい状況に。
野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ。
GMO-FH (T:7177):644円(+43円)大幅に続伸。
250万株(17.50億円)を上限に自社株買いを行うと発表している。
発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は2.08%。
取得期間は5日から4月26日まで。
また、18年12月期の期末配当を6.27円(直近予想は未定、前期実績は6.20円)に増額すると決定した。
同期の営業利益は118.12億円で着地している。
決算期を変更(17年12月期は9カ月決算)したため、前期比増減率は公表していない。
19年12月期予想は非開示。