25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円73銭から111円24銭まで上昇し、111円10銭で引けた。
トランプ米大統領は米国と中国が貿易協定で合意が近く、首脳会談での合意署名を示唆したため期待感からリスク選好の円売りが強まった。
さらに、低調な米国債入札結果を受け、債券利回り上昇に伴いドル買いも目立った。
ユーロ・ドルは1.1337ドルまで下落後、1.1367ドルまで上昇し1.1365ドルで引けた。
ユーロ・円は、125円72銭から126円30銭まで上昇した。
ポンド・ドルは、1.3051ドルまで下落後、1.3114ドルまで上昇した。
英国の欧州連合(EU)離脱延期の可能性や第2回国民投票実施の可能性が浮上したため、ポンド買いが加速。
ドル・スイスは、0.9993フランから1.0012フランまで上昇した。
[経済指標]・米・1月シカゴ連銀全米活動指数:-0.43(予想+0.1%、12月:0.05←0.27)・米・12月卸売在庫速報値:前月比+1.1%(予想:+0.4%、11月:+0.4%←+0.3%)・米・12月卸売在庫売上高:前月比-1.0%(予想:-0.3%、11月:-1.2%←-0.6%)・米・2月ダラス連銀製造業活動指数:13.1(予想:4.7、1月:1.0)