15日のポンドは小幅安となっている。
今週のEU離脱の展開としては、12日では離脱案が2度目の否決となり、13日に合意なき離脱が否決された。そして、今回14日に離脱延期が可決した。
ポンドは延期が可決し、15日の値動きは安定している。日本時間午後4時54分において GBP/USDは、0.19%安で1.3214となっている。
今週はじめに、メイ英首相のEU離脱協定案は英議会によって否決となったが、複数のメディアの報道によると再投票は来週行われる見込みであるという。
一方USD/JPYは、0.04% 安で111.66ドルとなっている。本日の日銀の金融政策決定会合では、短期金をマイナス0.01%、長期金利をゼロ%に誘導する金融緩和政策の維持を賛成多数で決定した。
また、黒田総裁は国内景気について「緩やかに拡大」という認識を示した。
USD/CNYは0.05%安で6.7176。トランプ大統領は14日の聖パトリックの祝日に、米国は今後3、4週間で中国との貿易合意が可能かどうかわかるだろうと発言した。
中国は習近平国家主席の訪米を計画しており、会談前に全ての貿易合意の詳細についての調整を望んでいるとCNBCは報じた。