2日の英ポンドは、下落している。1日、英下院は再び「示唆的投票」を行ったが、今回もすべてで否決された。
日本時間午後3時17分の時点で、GBP/USDは0.36%安で、1.3052となっている。
今回では4つの代替案が英下院によって否決された。この案は「EUとの恒久的な関税同盟に残留する案」、「EFTAに再加入し、EEAにとどまる案」、「2度目の国民投票を行う案」、「合意なし離脱の回避する案」である。
現在の期限では、英国はEUを4月12日に離脱することになっている。
英労働党のヒラリー・ベン氏は「メイ英首相が大きく動かない限り、あと11日後に合意はなされずEUを離脱することになるだろう」と述べている。
米ドルインデックスは0.1%高で、97.33となっている。
米ISM製造業景気指数(3月)の予想外の改善は、米ドルへの追い風となっている。
ISM製造業景気指数(3月)は予想の54.5を上回り、55.3となった。50を超えることは製造業が改善していることを示す。製造業は米国の経済活動の約12%を占める。
BMOは「ISM製造業景気指数(3月)が予想を上回り、雇用指数も2018年の好調な水準まで回復し、3月の増加分は過去3年間で最高である。これにより金曜日の雇用統計が大いに期待できる」と述べている。
USD/CNY は0.12%b高で、6.7186となっている。
2日RBAは金利据え置きを発表後、AUD/USDは0.45%安で、0.7079となっている。NZD/USDは0.36%安で、0.6780である。