先週末5日の米国市場は、NYダウが43.88ドル安の26922.12、ナスダック総合指数が8.44pt安の8161.79と緩み、シカゴ日経225先物も大阪日中比55円安の21645円と軟化した。
週明け8日早朝の為替は1ドル=108円台半ばと、5日大引け時点に比べ円安方向に振れている。
本日の東京市場は円安を好感して任天堂 (T:7974)やソニー (T:6758)、トヨタ (T:7203)など大型の輸出関連株が総じてしっかりとした値動きを示すだろう。
また、先週末に米長期金利がいったん下げ止まったことから、三菱UFJ (T:8306)や第一生命HD (T:8750)などの値上がりも予想される。
新興市場では5日にマザーズ上場で初値形成が本日に持ち越されたフィードフォース (T:7068)の人気が買い安心感を生み、業種を問わず値動きの良い銘柄に対して短期資金が向かいやすくなろう。
なお、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたエスエムエス (T:2175)、パーソルHD (T:2181)、リクルートホールディングス (T:6098)、日立建機 (T:6305)、日本マイクロニクス (T:6871)などに注目。