先週末23日の米国市場は、NYダウが623.34ドル安の25628.90、ナスダック総合指数は239.62pt安の7751.77と急落し、シカゴ日経225先物も下げ足を速めて大阪日中比530円安の20190円。
週明け26日早朝の為替は1ドル=104円50銭から70銭前後と、先週末の大引け時点と比べて2円程度の大幅円高。
本日の東京市場は全面安商状が予想される。
先週末は米SOX指数が4%超と急落するなど米国株の下げがきつかったことに加えて、本日早朝の円高加速も悪材料となり、東エレク (T:8035)、村田製 (T:6981)、信越化 (T:4063)、キーエンス (T:6861)、ファナック (T:6954)といった電子部品や設備投資関連株を中心に売り物が膨らみそうだ。
任天堂 (T:7974)やトヨタ (T:7203)など輸出株も大幅安が予想される。
ただ、円相場の対ドルレート急伸を強材料として東電力HD (T:9501)や王子HD (T:3861)、JAL (T:9201)などには短期筋による幕間つなぎ的な買いが予想される。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたコスモス薬品 (T:3349)、フルキャスト (T:4848)、資生堂 (T:4911)、住友鉱 (T:5713)、SMC (T:6273)、アドバンテスト (T:6857)、東エレク (T:8035)、日本ユニシス (T:8056)、スクエニHD (T:9684)などに注目。