24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円50銭まで下落後、108円66銭まで反発し、108円64銭で引けた。
ペンス米副大統領が中国に関する演説で香港や地域の軍事行動、知的所有権を巡る中国の慣行を非難したため、ドル売りが優勢で始まった。
ただ、株安が一服したことや債券利回りが上昇したことから、ドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.1154ドルまで上昇後、1.1093ドルまで下落し、1.1104ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が会見で、英国の合意なき離脱の確率は低下したとの見解を示すとユーロ買いが強まった。
その後、大規模な緩和を長期にわたり維持する必要があるとの見解が示されたことでユーロ売りが優勢となった。
ユーロ・円は、121円13銭まで上昇後、120円43銭まで反落。
ポンド・ドルは、1.2927ドルまで上昇後、1.2789ドルまで下落。
12月総選挙観測が広がったことから、ポンド売りが優勢となった。
ドル・スイスは、0.9892フランから0.9929フランまで上昇。