10日午後の東京市場でドル・円は108円60銭付近と、やや失速。
独・12月ZEW景気期待指数の発表を控え、ユーロ・ドルが小幅に持ち直し、ドルを下押ししたようだ。
ただ、米株式先物はプラス圏を維持しており、今晩の株高を見込んだドル買いが観測される。
また、米10年債利回りは下げ渋り、金利にらみのドル売りは抑制されている。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円55銭から108円66銭、ユーロ・円は120円08銭から120円27銭、ユーロ・ドルは1.1063ドルから1.1072ドルで推移した。