5日のマザーズ先物は前日比8.0pt高の838.0ptとなった。
なお、高値845.0pt、安値は834.0pt、取引高は2369枚。
本日のマザーズ先物は、外部環境の好転を背景に堅調な展開を見せた。
前日の米国市場では、新型肺炎による景気減速に対する中国の経済政策への期待感などから主要株価指数がそろって大幅に続伸した。
為替も1ドル=109円40銭台までの円安が進み、こうした背景から投資家心理は大幅に改善した。
また、中国の上海総合指数や香港・ハンセン指数などアジア市場も総じて堅調だったこともセンチメントの向上に寄与した。
これらの流れから、本日のマザーズ先物はじり高を見せたナイトセッションの終値水準での堅調推移を見せ、前日の日中取引比ベースで1%近い上昇となった。
NTTドコモ (T:9437)との業務提携を発表したメルカリ (T:4385)が4%近い上昇をみせるなど、時価総額上位銘柄が強含んだこともマザーズ先物の上昇に寄与した。
指数寄与度の高いところでは、メルカリをはじめ、そーせい (T:4565)、マネーフォワード (T:3994)、TKP (T:3479)などが上昇した。