14日のマザーズ先物は前日比43.0pt高の698.0ptと大幅に続伸して終了した。
高値698.0pt、安値は655.0pt。
取引高は3231枚。
本日のマザーズ先物は、日経平均の大幅上昇などを背景に個人投資家のマインドも改善し、買い戻しの動きが強まった。
新型コロナウイルスの対策を巡り、トランプ大統領が、「われわれは国の活動を再開する計画の策定完了に非常に近づいている」などと発言し、米経済の早期正常化への期待感が高まった。
これを受けて、時間外取引での米国株価指数先物が300ドル超上伸し、日経平均もコロナショック後の高値(19564円)を突破してきたことから、投資家心理が改善し、マザーズ先物にも買い戻しの動きが強まった。
マザーズ先物は一時前日比43.0pt高の698.0ptまで値を上げ、3月6日以来となる心理的な節目の700pt台回復目前に迫った。
また、新型コロナワクチンの治験前倒し報道を受けて、アンジェス (T:4563)がストップ高まで買われるなど、個人投資家に人気の高いバイオ関連が値を上げたこともセンチメント改善に寄与したとみられる。
本日のマザーズ市場では、業界紙に取り上げられ前日にストップ高を演じた流れが続いたメドレック (T:4586)が前日比80円(+28.57%)高の360円、ビーアンドピー (T:7804)も前日比300円(+27.37%)高の1396円とともに連日制限値幅いっぱいまで買われた。
また、上半期の好決算を材料にヴィッツ (T:4440)は前日比300円(+2725%)高の1401円とストップ高まで上伸し、LPF (T:7091)、アディッシュ (T:7093)の直近IPO銘柄に買いが継続した。