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東京外為市場・正午=ドル95円前半、1カ月ぶり安値から反発後はもみあい

発行済 2009-07-07 12:24
更新済 2009-07-07 12:24

       ドル/円

正午現在   95.32/37  1.3963/64  133.11/17

午前9時現在 95.20/25  1.3991/95  133.21/26

NY17時現在 95.35/40  1.3974/79  133.30/38

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 [東京 7日 ロイター] 正午現在のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点

とほぼ変わらずの95円前半。前日海外市場でつけた1カ月ぶり安値から小幅に切り返し

た水準で一進一退となった。市場では、大幅下落から切り返した後の米株など、株価動向

が目先のポイントになるとの声が上がっている。

 東京市場のドルは95円前半から半ばの狭いレンジ内でもみあいとなった。海外市場で

は、株安を背景に一時94.66円と6月1日以来1カ月ぶりの安値をつけたが、ニュー

ヨーク株式が午後に入って切り返すと円にも売り圧力が強まり、95円前半まで反発。し

かし、日経平均<.N225>が寄り付きから前日終値付近を上下するなどアジア株の値動きが

鈍ったことで、円も売買が一巡したという。米金利や原油などさまざまな資産市場の値動

きに左右され続けてきた為替市場では、「やはりポイントは株価だった」(外銀)とする

声が聞かれる。

 クロス円も同様の値動き。前日海外市場では、カナダドル/円

と1カ月半ぶり、英ポンド/円

ドル/円

われたものの、アジア時間はともに円が小幅下落した水準でもみあいとなった。

 ただ市場では「クロス円の上値の重さが目立ってきた。このまま株価が上がりきらなけ

れば、3月以降じり高が続いてきたクロス円に、ポジション調整的な円買い戻しがもう一

段入ってもおかしくない」(邦銀)との見方も出始めている。

 <米雇用統計前にドル売りポジション膨らむ>

 投機ポジションの参照データとして知られる米商品先物取引委員会(CFTC)の

IMM通貨先物の取組によると、6月30日までの週は豪ドルが差し引き3万4990枚

と昨年7月22日の週以来、ほぼ1年ぶりの高水準に達した。ニュージーランドドルの買

い越し幅も1万7683枚と昨年10月23日の週以来8カ月ぶりの高水準。主要通貨に

対するドルの総売り越し額は前週から増加しており、ドル買い戻しのきっかけとなった前

週2日の6月米雇用統計前に、投機筋のポジションがドルの売り持ちに傾いていたことが

明らかになった。

 IMM通貨先物取組は前週末の米国が休日だったため、6日に発表がずれ込んだ。

 (ロイター日本語ニュース 基太村真司記者)

(shinji.kitamura@thomsonreuters.com;03―6441―1791;ロイターメッ

セージング:shinji.kitamura.reuters.com@reuters.net)

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