3日の米国市場では、NYダウが807.77ドル安の28292.73、ナスダック総合指数が598.34pt安の11458.10といずれも急落し、シカゴ日経225先物も大阪日中比375円安の23095。
4日早朝の為替は1ドル=106円10-20銭(昨日大引け時は106.29円付近)。
本日の東京市場では、朝方は米国株安に連動して東エレク (T:8035)、ソニー (T:6758)など電子部品セクターの主力銘柄を中心に売り一色の大幅安が懸念される。
しかし、米株安を消化した後は日銀ETF買いへの期待からファーストリテ (T:9983)やソフトバンクG (T:9984)の下げ幅縮小が期待できよう。
ディフェンシブ銘柄的な位置付けで買われることの多いNRI (T:4307)は逆行高も期待できよう。
新興市場では、週末特有の信用買いの手仕舞い売り圧力も強まり、ティアンドエス (T:4055)、インターファクトリー (T:4057)など直近上場銘柄を中心に下落が予想される。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたエムスリー (T:2413)、シップHD (T:3360)、KHネオケム (T:4189)、日本製鉄 (T:5401)、神戸製鋼所 (T:5406)、JFE (T:5411)、マキタ (T:6586)、ニフコ (T:7988)、スカパーJSAT (T:9412)などに注目。