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11日の米国市場ダイジェスト:米国株はまちまち、 主要ハイテク株の売りが引き続き重し

発行済 2020-09-14 07:55
更新済 2020-09-14 08:01
© Reuters.  11日の米国市場ダイジェスト:米国株はまちまち、 主要ハイテク株の売りが引き続き重し
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■NY株式:米国株はまちまち、 主要ハイテク株の売りが引き続き重し米国株式相場はまちまち。

ダウ平均は131.06ドル高の27665.64ドル、ナスダックは66.05ポイント安の10853.55ポイントで取引を終了した。

値ごろ感から買いが先行したものの、主要ハイテク銘柄の利益確定売りにおされ一時下落に転じた。

その後は、引けにかけて再び緩やかに上昇する展開となった。

但し、ナスダック総合指数は下落となった。

セクター別では耐久消費財・アパレルが上昇した一方で、テクノロジー・ハード・機器、小売りが売られた。

宅配ピザ会社のドミノピザ(DPZ)はアナリストの投資判断引き上げが好感され上昇。

靴メーカーのクロックス(CROX)は第3四半期の楽観的見通しを発表し上昇した。

また、バイオテクノロジーのアタラ・バイオセラピューティクス(ATRA)は開発中の多発性硬化症治療薬の第1段階の治験で良好な結果を発表し上昇。

一方で、在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は好決算を発表して大きく上昇したものの、利益確定売りに押され下落した。

携帯端末のアップル(AAPL)はストリーミング方式によるゲームアプリを承認するアップストア規制の修正を発表し下落した。

中国政府はTikTok米事業の強制的な売却よりも、営業停止を望んでいると報じられた。

(Horiko Capital Management LLC)_■NY為替:米CPI上昇も欧州通貨高でドルもみ合い11日のニューヨーク外為市場でドル・円は106円21銭まで上昇後、106円06銭まで反落して106円16銭で引けた。

米8月消費者物価指数(CPI)が予想を上回っため、ドル買いが優勢となったのち、株式相場の失速に連れたリスク回避の円買いに伸び悩んだ。

ユーロ・ドルは、1.1858ドルから1.1826ドルまで弱含み1.1847ドルで引けた。

欧州中央銀行(ECB)の専務理事兼首席エコノミストのレーン氏は「3月以降10%超上昇したユーロはインフレ見通しを押し下げる」と引き続きユーロ高是正に努めユーロの上値を抑制した。

ユーロ・円は、125円87銭からまで上昇後、125円49銭までじり安推移。

ポンド・ドルは、1.2833ドルから1.2775ドルまで下落した。

英国と欧州連合(EU)の通商交渉が行き詰まり合意ない離脱への懸念が根強くポンド売りが続いた。

ドル・スイスは0.9103フランまで上昇後、0.9082フランへ反落した。

■NY原油:もみ合い、米国株式の動向を意識した買いが入る11日のNY原油先物10月限はもみ合い(NYMEX原油10月限終値:37.33 ↑0.03)。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+0.03ドルの1バレル=37.33ドルで取引を終えた。

時間外取引を含めた取引レンジは36.67ドル−37.82ドル。

需給関係のすみやかな改善は期待できないとの理由でニューヨーク市場の序盤にかけて36.67ドルまで下落したが、米国株式の動向を意識して37.82ドルまで反発。

ただ、その後は伸び悩み、通常取引終了後の時間外取引で37ドル台前半まで弱含みとなる場面もあった。

■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  25.50ドル   +0.36ドル(+1.43%)モルガン・スタンレー(MS) 50.35ドル   +0.06ドル(+0.12%)ゴールドマン・サックス(GS)200.92ドル  +0.91ドル(+0.45%)インテル(INTC)        49.28ドル   +0.32ドル(+0.65%)アップル(AAPL)        112.00ドル  -1.49ドル(-1.31%)アルファベット(GOOG)    1520.72ドル -11.30ドル(-0.74%)フェイスブック(FB)     266.61ドル  -1.48ドル(-0.55%)キャタピラー(CAT)      153.83ドル  +3.97ドル(+2.65%)アルコア(AA)         13.98ドル   +0.20ドル(+1.45%)ウォルマート(WMT)      136.70ドル  -0.11ドル(-0.08%)

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