FUJI (T:6134):2628円(+147円)大幅反発。
大和証券では投資判断を「3」から「2」に格上げ、目標株価も2100円から2800円に引き上げている。
マウンター需要が5Gスマホ、WFH需要に牽引されるPC/タブレット、半導体パッケージ向けが堅調に推移しているほか、中国本土系EMSの設備投資が再加速し始めているとし、過去最高営業利益更新が視野に入っていると評価。
なお、本日は東海東京証券でも投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げしている。
マーベラス (T:7844):948円(+82円)大幅続伸。
和風アクションRPG「天穂のサクナヒメ」の世界累計出荷本数が50万本を突破したと前日に発表している。
日本とアジアでは11月12日に、北米およびSteamにおいては11月10日に、欧州では11月20日に発売とグローバルで展開しているタイトル。
足元の業績寄与への期待感が一段と高まる状況になっているようだ。
東京都で時短要請が出されるなど、今後も巣ごもり消費による好調な需要獲得が期待できるとの見方にも。
JAL (T:9201):2053円(-162円)大幅反落。
本日が公募増資に伴う株式の売出日となっており、短期的な需給悪化が表面化する形になっている。
新株発行に伴う増加株式数は9086万9600株で、発行済み株式数の27%の水準となる。
発行価格は1916円であり、新型コロナの感染拡大が続く状況下、公募取得組による利益を確定する動きが優勢となっているようだ。
ワクチン開発の進展などもあって、足元の株価は公募実施発表前の水準にもなっていた。
JMDC (T:4483):5150円(+225円)大幅に3日ぶり反発。
ウェアラブルデバイスを手掛ける米フィットビットと健康管理用の有料会員サービスFitbit Premiumの日本国内法人向け販売で独占契約を締結したと発表している。
Fitbit Premiumは、ユーザー向けにカスタマイズしたプログラムや健康レポートなどを提供しており、会員数は米国でのサービス提供開始から1年足らずで50万人以上に達しているという。
片倉 (T:3001):1378円(+81円)大幅反発。
前日に20年12月期の業績上方修正を発表している。
営業利益は従来予想の25億円から30億円に増額、一転して増益見通しとしている。
医薬品事業におけるニトログリセリン静注の販売増、不動産事業の上振れに加えて、不採算事業からの撤退や労務費をはじめとする固定費の削減などの効果も表面化のもよう。
年間配当金も従来計画の14円から16円にまで引き上げている。
なお、機械電子事業部の廃止なども発表している。
ブイキューブ (T:3681):3000円(+263円)大幅続伸。
NTT西日本とひびき精機の「スマートファクトリー実現に向けたローカル5Gの活用に関する共同実験」に参画、スマートグラスを活用した遠隔作業支援ソリューションを提供すると発表している。
同ソリューションの今後の展開期待へとつながる形になっているようだ。
また、新型コロナ感染拡大で、東京都が飲食店に対する時短要請を発表する状況にもなっており、あらためてテレワーク市場の拡大期待なども高まる方向へ。
プラネット (T:2391):1524円(+40円)年初来高値。
21年7月期第1四半期(20年8-10月)の営業利益を前年同期比20.2%増の2.00億円と発表している。
前年同期に各種サービスをリニューアルした反動で売上原価が減少したほか、新型コロナウイルスの影響で調査費や旅費などが抑制され、販管費も減少したことから利益が押し上げられた。
通期予想は前期比11.6%減の6.45億円で据え置いている。
進捗率は31%。
オンコリス (T:4588):1750円(+60円)大幅に反発。
6月にTransposon社と締結した核酸系逆転写酵素阻害剤OBP-601の独占的ライセンス契約に基づき、第1回マイルストーンを達成したと発表している。
マイルストーン収入の詳細は非開示。
契約一時金の受領は20年12月-21年2月頃になる見通しで、受領次第、速やかに開示するという。
ライセンス契約の総額は3億ドル(約330億円)以上になるとしている。