■NY株式:NYダウ337ドル高、債務不履行回避を好感
米国株式市場は続伸。
ダウ平均は337.95ドル高の34754.94ドル、ナスダックは152.11ポイント高の14654.02で取引を終了した。
失業保険申請件数が予想以上に減少したため雇用回復期待に、寄り付き後、上昇。
その後、民主党のシューマー上院院内総務は、債務上限問題において12月までの延長で合意したことを明らかにしたため、債務不履行は当面回避できるとの安心感に上げ幅を拡大した。
セクター別では自動車・自動車部品、耐久消費財・アパレルが上昇した一方で、電気通信サービスが下落。
短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は傘下のモバイル向け広告サービスを手掛けるMoPub(モパブ)を売却、中核事業に注力する方針が好感され、買われた。
また、製薬会社のファイザー(PFE)は5−11歳子供の新型コロナワクチン緊急使用許可を当局に申請したとの報道を好感し、上昇。
自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)やフォード(F)は値上げや電気自動車への戦略移行が好感され、それぞれ上昇した。
衣料品メーカーのリーバイ・ストラウス(LEVI)は昨日引け後に発表した第3四半期の好決算が好感され上昇。
一方、冷凍ポテト製品の製造・供給を手掛けるラム・ウェストン・ホールディングス(LW)は四半期の売り上げが予想を下回ったほか、見通し引き下げに失望し売られた。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は9月末以来初めて20を下回った。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米債務不履行懸念の後退でリスクオン
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円32銭から111円65銭まで上昇し、111円63銭で引けた。
新規失業保険申請件数は予想以上に減少したほか、連邦債務上限問題で与野党が12月初旬までの暫定的な引き上げで合意し、米国の債務不履行懸念は後退。
長期金利の上昇に伴うドル買いや、リスク選好の円売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.1548ドルまで下落後、1.1569ドルまで反発し、1.1554ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)専務理事兼首席エコノミストのフィリップ・レーン氏が「インフレ高進は一過性で、危険域からは程遠い」とハト派姿勢を示したため、戻りからはユーロ売り意欲強く上昇も限定的となった。
ユーロ・円は128円72銭から129円03銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.3585ドルまで下落後、1.3638ドルまで上昇。
英中央銀行チーフエコノミストが「高インフレは長期化」との見方を示したため、年内利上げ観測を受けたポンド買いに拍車がかかった。
ドル・スイスは0.9260フランから0.9292フランまで上昇した。
■NY原油:反発で78.30ドル、株高を意識した買いが入る
NY原油先物11月限は反発(NYMEX原油11月限終値:78.30 ↑0.87)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比+0.87ドルの78.30ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは74.96ドル-78.89ドル。
ロンドン市場の序盤にかけて74.96ドルまで売られたが、まもなく反転し、ニューヨーク市場の中盤に78ドル台を回復。
その後、78ドルを一時的に下回ったものの、株高を意識した買いが入ったことで、通常取引終了後の時間外取引で78.89ドルまで買われている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 44.12ドル -0.12ドル(-0.27%)
モルガン・スタンレー(MS) 98.80ドル -0.30ドル(-0.30%)
ゴールドマン・サックス(GS)390.62ドル +2.57ドル(+0.66%)
インテル(INTC) 54.18ドル +0.20ドル(+0.37%)
アップル(AAPL) 143.29ドル +1.29ドル(+0.91%)
アルファベット(GOOG) 2783.71ドル +36.63ドル(+1.33%)
フェイスブック(FB) 329.22ドル -4.42ドル(-1.32%)
キャタピラー(CAT) 195.75ドル +3.89ドル(+2.03%)
アルコア(AA) 47.05ドル 0.00ドル(0.00%)
ウォルマート(WMT) 139.24ドル +1.62ドル(+1.18%)
米国株式市場は続伸。
ダウ平均は337.95ドル高の34754.94ドル、ナスダックは152.11ポイント高の14654.02で取引を終了した。
失業保険申請件数が予想以上に減少したため雇用回復期待に、寄り付き後、上昇。
その後、民主党のシューマー上院院内総務は、債務上限問題において12月までの延長で合意したことを明らかにしたため、債務不履行は当面回避できるとの安心感に上げ幅を拡大した。
セクター別では自動車・自動車部品、耐久消費財・アパレルが上昇した一方で、電気通信サービスが下落。
短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は傘下のモバイル向け広告サービスを手掛けるMoPub(モパブ)を売却、中核事業に注力する方針が好感され、買われた。
また、製薬会社のファイザー(PFE)は5−11歳子供の新型コロナワクチン緊急使用許可を当局に申請したとの報道を好感し、上昇。
自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)やフォード(F)は値上げや電気自動車への戦略移行が好感され、それぞれ上昇した。
衣料品メーカーのリーバイ・ストラウス(LEVI)は昨日引け後に発表した第3四半期の好決算が好感され上昇。
一方、冷凍ポテト製品の製造・供給を手掛けるラム・ウェストン・ホールディングス(LW)は四半期の売り上げが予想を下回ったほか、見通し引き下げに失望し売られた。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は9月末以来初めて20を下回った。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米債務不履行懸念の後退でリスクオン
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円32銭から111円65銭まで上昇し、111円63銭で引けた。
新規失業保険申請件数は予想以上に減少したほか、連邦債務上限問題で与野党が12月初旬までの暫定的な引き上げで合意し、米国の債務不履行懸念は後退。
長期金利の上昇に伴うドル買いや、リスク選好の円売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.1548ドルまで下落後、1.1569ドルまで反発し、1.1554ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)専務理事兼首席エコノミストのフィリップ・レーン氏が「インフレ高進は一過性で、危険域からは程遠い」とハト派姿勢を示したため、戻りからはユーロ売り意欲強く上昇も限定的となった。
ユーロ・円は128円72銭から129円03銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.3585ドルまで下落後、1.3638ドルまで上昇。
英中央銀行チーフエコノミストが「高インフレは長期化」との見方を示したため、年内利上げ観測を受けたポンド買いに拍車がかかった。
ドル・スイスは0.9260フランから0.9292フランまで上昇した。
■NY原油:反発で78.30ドル、株高を意識した買いが入る
NY原油先物11月限は反発(NYMEX原油11月限終値:78.30 ↑0.87)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比+0.87ドルの78.30ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは74.96ドル-78.89ドル。
ロンドン市場の序盤にかけて74.96ドルまで売られたが、まもなく反転し、ニューヨーク市場の中盤に78ドル台を回復。
その後、78ドルを一時的に下回ったものの、株高を意識した買いが入ったことで、通常取引終了後の時間外取引で78.89ドルまで買われている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 44.12ドル -0.12ドル(-0.27%)
モルガン・スタンレー(MS) 98.80ドル -0.30ドル(-0.30%)
ゴールドマン・サックス(GS)390.62ドル +2.57ドル(+0.66%)
インテル(INTC) 54.18ドル +0.20ドル(+0.37%)
アップル(AAPL) 143.29ドル +1.29ドル(+0.91%)
アルファベット(GOOG) 2783.71ドル +36.63ドル(+1.33%)
フェイスブック(FB) 329.22ドル -4.42ドル(-1.32%)
キャタピラー(CAT) 195.75ドル +3.89ドル(+2.03%)
アルコア(AA) 47.05ドル 0.00ドル(0.00%)
ウォルマート(WMT) 139.24ドル +1.62ドル(+1.18%)