東京外為市場・午前9時＝ドル98円半ば、米短期金利上昇とドルは正の相関

　　　　　　　ドル／円　　　ユーロ／ドル　　ユーロ／円

午前９時現在　９８．４３／４８　　１．３９２６／３１　　１３７．１５／２０

ＮＹ１７時　　９８．４３／４９　　１．３８９４／００　　１３６．８５／９５

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　［東京　９日　ロイター］　午前９時のドル／円は、ニューヨーク市場の午後５時時点

とほぼ変わらず９８円半ばで取引されている。９９円台では実需のドル売り需要も予想さ

れるなか、総額６５０億ドルの米国債入札を控えてドルの上値は追いづらいという。一

方、前日大幅に反発した英ポンドの堅調ぶりが目立つ。

　前日の米国債市場では、米金融当局がゼロ金利政策からの出口を模索し、金利水準をノ

ーマル化させるとの思惑から、短期債の価格が大幅に低下、２年物の利回りは

１．４２２％まで上昇した。同利回りは５日には１．３０％、４日は０．９６％付近だっ

た。

　「米長期金利が単独で上昇していた時は、インフレ懸念からドル相場の下押し材料とな

ったが、最近の短期金利上昇は、ドル相場と正の相関をみせている」とＪＰモルガン・チ

ェース銀行のシニアＦＸストラテジスト棚瀬順哉氏は言う。

　午前９時時点のクロスレートは、英ポンド／円が１５８．４０／４８円、豪

ドル／円が７７．９６／００円、ＮＺドル／円は６１．２９／３５

円付近。

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