[東京 11日 ロイター] - 日本電産株が急落した。一時8.9%安に下落し、年初来安値を更新。前引け時点で、東証プライム市場の下落率8位となった。
市場では「米金利上昇や米株安が重しとなったほか、自社株買いを巡る疑惑が報じられ、嫌気されたようだ」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。東洋経済オンラインが7日付で報じた。
日本電産は11日、「自己株式の取得において不適切な処理がなされている疑いがあるとの報道があったが、一切事実ではない」とのコメントを発表。「当該報道機関に対しては法的措置を含めて対応を検討中」としている。