27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、119円44銭から118円90銭まで下落し、
119円04銭で引けた。 格付け会社フィッチ・レーティングスが日本の格付けを引き下げたことを受けた円売 りが優勢となったのち、予想を下振れた米国の4月ダラス連銀製造業活動指数やマー クイットサービス業PMI速報値を嫌ったドル売りが優勢となった。
その後、低調な米2 年債入札を受けてドルは下げ止まった。
ユーロ・ドルは、1.0820ドルから1.0927ドルまで上昇し1.0888ドルで引けた。
ツィプラス・ギリシャ首相が先週のユーロ圏財務相会合で不評をかったファロファキ ス財務相を相談役に退かせユーロ圏、国際通貨基金（IMF）の債権団との交渉チー ムを再編したため、合意に向けた期待が広がりユーロ売りが一段落した。
ユーロ・円は129円22銭から129円96銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.5107ドルから1.5262ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、0.9581フランから0.9494フランまで下落した。