[ベルリン 17日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は17日、ロシアのウクライナ侵攻を引き金にエネルギーや食料価格が高騰しているものの、独経済が「景気後退に陥ることはないと確信している」という認識を示した。
ショルツ首相はブルームバーグTVとのインタビューで「われわれは非常に困難な状況に対応できることを示してきている」と語った。
さらに、米インフレ抑制法に盛り込まれた再生可能エネルギー関連の補助金措置について、欧州のパートナーに不利にならぬように米政府や関係者と協議を進めており、いずれ合意に達し、米国との貿易戦争を回避すると「楽観視している」と述べた。
また、独製戦車「レオパルト」の供給を巡り同盟国と協議しているとしつつも、公の場で討論されることではないという考え示した。