*07:20JST NY株式:米国株式市場は下落、金融危機への不安がくすぶる
ダウ平均は37.83ドル安の32,394.25ドル、ナスダックは52.75 ポイント安の11,716.08で取引を終了した。
破綻した地銀を巡る上院銀行委員会での金融監督当局指導者による証言を控えた警戒感から売りが先行。
その後発表された3月消費者信頼感指数が予想外に上昇したためダウ平均は一時プラス圏を回復。
一方、長期金利の上昇を嫌気しハイテクは終日軟調に推移。
また、終盤にかけて、金融危機不安がくすぶり、一時上昇していた地銀セクターが再び下落に転じて相場全体を押し下げ、主要株価指数は下落して終了した。
セクター別ではエネルギー、消費者サービスが上昇した一方、ヘルスケア機器・サービスが下落。
調味料メーカーのマコーミック(MKC)は値上げが奏功し第1四半期決算で売上3%増を計上、さらに、第2四半期の伸びが加速するとの楽観的な見通しを示し、買われた。
エネルギー資源会社のオキシデンタル・ペトロリアム(OXY)は著名投資家のバフェット氏運営の保険バークシャ・ハサウェィ(BRK)が同社株を追加で購入したことが当局への届け出で明らかになり上昇。
ドラッグストアチェーン運営するウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)は四半期決算で新型コロナワクチンや検査キット売り上げが減少したものの、調剤などの強い伸びが相殺し調整後の1株利益が予想を上回ったほか、通期の見通しが好感され、上昇した。
中国のテクノロジー、アリババ(BABA)は電子商取引、メディア、クラウドなど6つの主要部門に分割、独自の資金調達、新規株式公開(IPO)などの可能性も含めた事業改革を明らかにし、大幅高。
一方、後払い決済のプラットフォームを提供するアファーム(AFRM)は携帯端末のアップル(AAPL)が同サービスを開始することを発表したため競争激化懸念に売られた。
地銀のファースト・リパブリック(FRC)は経営難への懸念が払しょくせずに下落。
配車サービスのリフト(LYFT)は最高経営責任者(CEO)の交代を発表し一時買われたが、新CEOが「身売りはない」と発表すると売られた。
取引終了後に四半期決算を発表したヨガアパレルのルルレモン(LULU)は調整後の1株利益や見通しが予想を上回り、時間外取引で上昇している。
また、半導体のマイクロンテクノロジー(MU)も在庫水準の回復が好感され上昇している。
(Horiko Capital Management LLC)
破綻した地銀を巡る上院銀行委員会での金融監督当局指導者による証言を控えた警戒感から売りが先行。
その後発表された3月消費者信頼感指数が予想外に上昇したためダウ平均は一時プラス圏を回復。
一方、長期金利の上昇を嫌気しハイテクは終日軟調に推移。
また、終盤にかけて、金融危機不安がくすぶり、一時上昇していた地銀セクターが再び下落に転じて相場全体を押し下げ、主要株価指数は下落して終了した。
セクター別ではエネルギー、消費者サービスが上昇した一方、ヘルスケア機器・サービスが下落。
調味料メーカーのマコーミック(MKC)は値上げが奏功し第1四半期決算で売上3%増を計上、さらに、第2四半期の伸びが加速するとの楽観的な見通しを示し、買われた。
エネルギー資源会社のオキシデンタル・ペトロリアム(OXY)は著名投資家のバフェット氏運営の保険バークシャ・ハサウェィ(BRK)が同社株を追加で購入したことが当局への届け出で明らかになり上昇。
ドラッグストアチェーン運営するウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)は四半期決算で新型コロナワクチンや検査キット売り上げが減少したものの、調剤などの強い伸びが相殺し調整後の1株利益が予想を上回ったほか、通期の見通しが好感され、上昇した。
中国のテクノロジー、アリババ(BABA)は電子商取引、メディア、クラウドなど6つの主要部門に分割、独自の資金調達、新規株式公開(IPO)などの可能性も含めた事業改革を明らかにし、大幅高。
一方、後払い決済のプラットフォームを提供するアファーム(AFRM)は携帯端末のアップル(AAPL)が同サービスを開始することを発表したため競争激化懸念に売られた。
地銀のファースト・リパブリック(FRC)は経営難への懸念が払しょくせずに下落。
配車サービスのリフト(LYFT)は最高経営責任者(CEO)の交代を発表し一時買われたが、新CEOが「身売りはない」と発表すると売られた。
取引終了後に四半期決算を発表したヨガアパレルのルルレモン(LULU)は調整後の1株利益や見通しが予想を上回り、時間外取引で上昇している。
また、半導体のマイクロンテクノロジー(MU)も在庫水準の回復が好感され上昇している。
(Horiko Capital Management LLC)