*08:24JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株を買い戻す流れに期待~
22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ハイテク株を買い戻す流れに期待
■ABCマート、24/2上方修正 営業利益 507億円←440億円
■前場の注目材料:旭化成、4インチ窒化アルミ基板の製造に成功、次世代パワー半導体向け
■ハイテク株を買い戻す流れに期待
22日の日本株市場は、買い一巡後は底堅さを見極める相場展開になりそうだ。
21日の米国市場はNYダウが36ドル安、ナスダックは206ポイント高だった。
カンザスシティ連銀が主催するジャクソンホール会合を控え、金利が上昇するとダウは下落に転じた。
しかし、ハイテクは好決算を期待したエヌビディアの上昇が押し上げ、さらに、ナスダック総合指数は3週連続で下げた反動もあり、買い戻しの流れが強まった。
シカゴ日経225先物清算値は、大阪比300円高の31800円。
円相場は1ドル146円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで寄り付きの31570円を安値にリバウンド基調が強まり、一時31840円まで買われる場面が見られた。
米長期金利は上昇したものの、決算を控えているエヌビディアは8%を超える上昇となり、他のハイテク株の買い戻しに向かわせる格好だった。
この流れから、指数インパクトの大きいアドバンテスト (TYO:6857)や東エレク (TYO:8035)など値がさハイテク株の買い戻しも意識されやすく、日経平均をけん引する形になりそうだ。
日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から32000円近辺に位置する75日線を意識した展開が期待されるなど。
同線突破を狙った仕掛け的な買いは期待しづらいものの、ジャクソンホール会合を控えて商いが膨らみづらい需給状況のなか、インデックスに絡んだ商いによって指数は押し上げられやすい面もある。
同線を捉えてくるようだと、短期筋のショートカバーを誘う流れにも向かいやすいと考えられる。
また、ハイテク物色のなか、レーザーテック (TYO:6920)辺りが強い動きをみせてくるようだと、個人投資家のセンチメント改善にもつながりそうである。
日中はハンセン指数の動向を睨みながらの展開になりやすく、年初来安値を更新したハンセン指数が反発をみせてくるようだと、一段とハイテク株を買い戻す流れに向かわせよう。
一方で、買い一巡後にこう着感が強まる可能性はありそうだが、エヌビディアの決算を23日に控えるなか材料出尽くしといった見方が大勢ながら、ショートは仕掛けづらいと考えられ、ハイテク株への押し目狙いのスタンスに向かわせよう。
■ABCマート、24/2上方修正 営業利益 507億円←440億円
ABCマート (TYO:2670)は2024年2月期業績予想の修正を発表。
売上高は3115億円から3322億円、営業利益を440億円から507億円に上方修正した。
コロナの5類感染症への移行に伴う外出機会の増加により国内需要が大きく回復し、売上・利益ともに計画を大幅に上回るペースで推移。
アウトドア向けシューズの商品戦略の奏功、猛暑によるサンダル売上の伸長、アパレルの取り扱い拡大による買い回り効果など、商品的な好調要因もあった。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(31565.64、+114.88)
・ナスダック総合指数は上昇(13497.59、+206.81)
・1ドル=146.20-30円
・シカゴ日経先物は上昇(31800、大阪比+300)
・SOX指数は上昇(3560.74、+98.01)
・VIX指数は低下(17.13、-0.17)
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・旭化成 (TYO:3407)4インチ窒化アルミ基板の製造に成功、次世代パワー半導体向け
・NXHD (TYO:9147)欧社買収、高級家具の物流拡充
・四国電力 (TYO:9507)石油火力の阿南発電所4号機を廃止
・丸紅 (TYO:8002)メキシコの車整備を子会社化、商品・サービス拡充
・CYBERDYNE (TYO:7779)ドイツで電動バイク事業拡大
・ACSL (TYO:6232)海外で攻勢、ドローン操作性能強み
・NECネッツエスアイ (TYO:1973)自治体の承認効率化、広域共同利用サービスを定額制展開
・コーセル (TYO:6905)AC―DC電源を来月発売、実装面積6割減
・東ソー (TYO:4042)四日市で物流効率化、化学品の出荷時間短縮
・日東製網 (TYO:3524)使用済み漁網も原料に、東レなどと、水平リサイクル拡大
・日本郵船 (TYO:9101)バイオ燃料船を試験航行、神鋼などと連携
・レゾナック (TYO:4004)ケミカルリサイクル加速、廃プラからアンモニア生産
☆前場のイベントスケジュール
・特になし <ST>
■ハイテク株を買い戻す流れに期待
■ABCマート、24/2上方修正 営業利益 507億円←440億円
■前場の注目材料:旭化成、4インチ窒化アルミ基板の製造に成功、次世代パワー半導体向け
■ハイテク株を買い戻す流れに期待
22日の日本株市場は、買い一巡後は底堅さを見極める相場展開になりそうだ。
21日の米国市場はNYダウが36ドル安、ナスダックは206ポイント高だった。
カンザスシティ連銀が主催するジャクソンホール会合を控え、金利が上昇するとダウは下落に転じた。
しかし、ハイテクは好決算を期待したエヌビディアの上昇が押し上げ、さらに、ナスダック総合指数は3週連続で下げた反動もあり、買い戻しの流れが強まった。
シカゴ日経225先物清算値は、大阪比300円高の31800円。
円相場は1ドル146円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで寄り付きの31570円を安値にリバウンド基調が強まり、一時31840円まで買われる場面が見られた。
米長期金利は上昇したものの、決算を控えているエヌビディアは8%を超える上昇となり、他のハイテク株の買い戻しに向かわせる格好だった。
この流れから、指数インパクトの大きいアドバンテスト (TYO:6857)や東エレク (TYO:8035)など値がさハイテク株の買い戻しも意識されやすく、日経平均をけん引する形になりそうだ。
日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から32000円近辺に位置する75日線を意識した展開が期待されるなど。
同線突破を狙った仕掛け的な買いは期待しづらいものの、ジャクソンホール会合を控えて商いが膨らみづらい需給状況のなか、インデックスに絡んだ商いによって指数は押し上げられやすい面もある。
同線を捉えてくるようだと、短期筋のショートカバーを誘う流れにも向かいやすいと考えられる。
また、ハイテク物色のなか、レーザーテック (TYO:6920)辺りが強い動きをみせてくるようだと、個人投資家のセンチメント改善にもつながりそうである。
日中はハンセン指数の動向を睨みながらの展開になりやすく、年初来安値を更新したハンセン指数が反発をみせてくるようだと、一段とハイテク株を買い戻す流れに向かわせよう。
一方で、買い一巡後にこう着感が強まる可能性はありそうだが、エヌビディアの決算を23日に控えるなか材料出尽くしといった見方が大勢ながら、ショートは仕掛けづらいと考えられ、ハイテク株への押し目狙いのスタンスに向かわせよう。
■ABCマート、24/2上方修正 営業利益 507億円←440億円
ABCマート (TYO:2670)は2024年2月期業績予想の修正を発表。
売上高は3115億円から3322億円、営業利益を440億円から507億円に上方修正した。
コロナの5類感染症への移行に伴う外出機会の増加により国内需要が大きく回復し、売上・利益ともに計画を大幅に上回るペースで推移。
アウトドア向けシューズの商品戦略の奏功、猛暑によるサンダル売上の伸長、アパレルの取り扱い拡大による買い回り効果など、商品的な好調要因もあった。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(31565.64、+114.88)
・ナスダック総合指数は上昇(13497.59、+206.81)
・1ドル=146.20-30円
・シカゴ日経先物は上昇(31800、大阪比+300)
・SOX指数は上昇(3560.74、+98.01)
・VIX指数は低下(17.13、-0.17)
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・旭化成 (TYO:3407)4インチ窒化アルミ基板の製造に成功、次世代パワー半導体向け
・NXHD (TYO:9147)欧社買収、高級家具の物流拡充
・四国電力 (TYO:9507)石油火力の阿南発電所4号機を廃止
・丸紅 (TYO:8002)メキシコの車整備を子会社化、商品・サービス拡充
・CYBERDYNE (TYO:7779)ドイツで電動バイク事業拡大
・ACSL (TYO:6232)海外で攻勢、ドローン操作性能強み
・NECネッツエスアイ (TYO:1973)自治体の承認効率化、広域共同利用サービスを定額制展開
・コーセル (TYO:6905)AC―DC電源を来月発売、実装面積6割減
・東ソー (TYO:4042)四日市で物流効率化、化学品の出荷時間短縮
・日東製網 (TYO:3524)使用済み漁網も原料に、東レなどと、水平リサイクル拡大
・日本郵船 (TYO:9101)バイオ燃料船を試験航行、神鋼などと連携
・レゾナック (TYO:4004)ケミカルリサイクル加速、廃プラからアンモニア生産
☆前場のイベントスケジュール
・特になし <ST>