🐦 早起き鳥は 有望株を割安で見つけることができます。最大55%引きでInvestingProをブラックフライデーに手に入れましょう特別セールを請求する

前場に注目すべき3つのポイント~短期的な値幅取り狙いにとどまる~

発行済 2023-08-31 08:30
更新済 2023-08-31 08:45
© Reuters.
USD/JPY
-
NDX
-
US500
-
JP225
-
CL
-
4183
-
6701
-
*08:30JST 前場に注目すべき3つのポイント~短期的な値幅取り狙いにとどまる~ 31日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



■短期的な値幅取り狙いにとどまる
■NPC、23/8上方修正 営業利益 9.41億円←6.58億円
■前場の注目材料:タクマ、ゴミ処理発電の遠隔操作を実運用、制御室無人化


■短期的な値幅取り狙いにとどまる

31日の日本株市場は、米株高を材料視するものの、引き続き買い一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。
30日の米国市場はNYダウが37ドル高、ナスダックは75ポイント高だった。
8月のADP雇用統計で雇用の伸びが予想以上に減速したほか、4-6月期国内総生産(GDP)改定値も予想外に下方修正されたため、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ終了期待が広がった。
シカゴ日経225先物清算値は、大阪比110円高の32390円。
円相場は1ドル146円10銭台で推移している。


シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになろう。
日経225先物はナイトセッションで一時32200円まで売られたものの、中盤以降は買い戻しの動きが強まり、32410円と高値で終えている。
25日、75日線を上回って終えていることもあり、下値の堅さは意識されやすいだろう。
そのため、買い一巡後はこう着が強まる可能性はあるものの、売りを仕掛けてくる流れは限られ、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。


米国では長期金利の低下を受けてハイテク株を買い戻す動きが続いているが、PCEコア価格指数や雇用統計の発表を控えていることもあり、積極的にポジションを傾けてくる動きは期待しづらいところであろう。
VIX指数は14.00を下回ってきたことからリスク選好に向かわせるものの、上値追いは慎重にさせそうだ。
そのため、先物主導でのインデックスに絡んだ商いの影響を受けやすいほか、日中はハンセン指数などの動きをにらんだ短期的な物色が中心。


また、相場全体の商いは膨らみづらいことから、個人主体の中小型株についても活発な取引は限られそうである。
そのため材料の出ている一部の銘柄に資金が集中しやすいほか、強いトレンドを形成している銘柄などでの短期的な値幅取り狙いにとどまりそうである。
資金回転は速いことから、フットワークが求められそうだ。



■NPC、23/8上方修正 営業利益 9.41億円←6.58億円

NPC (TYO:6255)は2023年8月期業績予想の修正を発表。
売上高は91.25億円から93.76億円、営業利益を6.58億円から9.41億円に上方修正した。
予定していた案件をほぼ計画通り売上計上したが、部品の販売が想定よりも好調となり、売上高は予定をやや上回る見込み。
利益面では、仕入コスト削減や製造工程と現地作業でのコスト削減などの原価低減を引き続き実現し、また部品の販売好調が続いたことから、予想より高い利益率を確保できる見込みとなった。



■前場の注目材料

・日経平均は上昇(32333.46、+106.49)
・NYダウは上昇(34890.24、+37.57)
・ナスダック総合指数は上昇(14019.31、+75.55)
・シカゴ日経先物は上昇(32390、大阪比+110)
・SOX指数は上昇(3643.92、+14.35)
・VIX指数は低下(13.88、-0.57)
・米原油先物は上昇(81.63、+0.47)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続


・タクマ (TYO:6013)ゴミ処理発電の遠隔操作を実運用、制御室無人化
・三井化学 (TYO:4183)4社で水素・アンモニア供給網構築覚書、大阪の臨海工業地帯を拠点
・ダイヘン (TYO:6622)独溶接機大手を35億円で買収、欧州シェア拡大
・豊田合成 (TYO:7282)積載荷物をAIで最適化、システム運用開始
・ソディック (TYO:6143)新型の大型形彫り放電加工機投入、加工時間45%短縮
・KDDI (TYO:9433)「スターリンク」・スマホ直接通信、KDDI、米スペースXと提携拡大
・東邦瓦斯 (TYO:9533)東京ガスなどと米でeメタン製造・輸出プロで現地企業と提携
・ENEOS (TYO:5020)JX金属、米インテルと銅の資源循環推進、半導体材料で協力拡大
・洋インキHD (TYO:4634)車載リチウム電池材料増産、250億円超投資
・日本酸素HD (TYO:4091)大陽日酸、工業炉バーナーに水素燃料、NOx低減
・マイクロ波化学 (TYO:9227)日本ゼオンと、合成ゴム製造を電化、マイクロ波利用


☆前場のイベントスケジュール


・10:30 中・8月製造業PMI(予想:49.2、7月:49.3)
・10:30 中・8月非製造業PMI(予想:51.2、7月:51.5) <ST>

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます