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米国株見通し:伸び悩みか、3連休控え終盤に売りも

発行済 2023-09-01 13:47
更新済 2023-09-01 14:00
© Reuters.
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*13:47JST 米国株見通し:伸び悩みか、3連休控え終盤に売りも (13時20分現在)

S&P500先物      4,521.50(+5.50)
ナスダック100先物  15,550.00(+11.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は50ドル高。
長期金利は戻りが鈍く、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。



8月31日の主要3指数はまちまち。
ナスダックは5日続伸、ダウは168ドル安の34721ドルでS&Pと同様5日ぶりにマイナスへ沈んだ。
この日発表されたコアPCE価格指数が予想と一致したほか、連邦準備制度理事会(FRB)当局者は引き締めについて十分との認識を示し長期化への警戒は一服。
金利安に向かうと、ハイテクを中心とした買いが相場をけん引した。
ただ、前日までの続伸で終盤は利益確定売りが指数の重石となった。



本日は伸び悩みか。
今晩の雇用統計で非農業部門雇用者数は小幅減だが、失業率は足元の最低水準である3.5%と良好な内容が期待されている。
注目の平均時給が前回を下回る前年比+4.3%よりも弱い内容なら、引き締め長期化の観測はさらに後退。
長期金利の低下を背景に幅広く買いが入りやすい展開となる。
ISM製造業景況指数が改善すれば減速懸念を弱める材料に。
ただ、NY市場の3連休を控え終盤は利益確定売りが見込まれる。



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