*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米引き締め継続期待も円安けん制が重石に
7日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。
米連邦準備制度理事会(FRB)当局者からタカ派的な見解が示されれば、ドル買い地合いは継続。
ただ、日本政府による円安けん制を受け、一段のドル高は抑えられるだろう。
米国経済の先行指標であるISM景況感指数は1日の製造業景況指数に続き、前日の非製造業も予想外に強含んだ。
また、原油相場は一段高となり、FRBの引き締めスタンスを後押し。
この日は米金利高・ドル高に振れユーロ・ドルは1.07ドル付近に軟化し、ドル・円は147円70銭付近に浮上した。
本日アジア市場でドル買いは一服し、株安で円売りは後退。
ただ、ドル・円は上昇基調を維持し年初来高値を更新した。
この後の海外市場は米金融引き締めが意識されやすい。
今晩の新規失業保険申請件数が4週連続で市場予想より強い内容となれば、FRBによるタカ派姿勢を支援する材料になろう。
複数の当局者からインフレ抑止に前向きな見解が予想され、長期金利が上昇基調を維持すればドルは売りづらい展開となりそうだ。
一方、中国貿易統計は前回ほど悪化せず懸念は和らぐものの、日本の円安けん制で一段の円売りは縮小するとみる。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・4-6月期GDP確定値(前年比予想:+0.6%、改定値:+0.6%)
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:23.4万件、前回:22.8万件)
・21:30 米・4-6月期労働生産性改定値(前期比年率予想:+3.4%、速報値:+3.7%)
・23:00 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演(フィンテック関連)
・24:45 グールズビー米シカゴ連銀総裁あいさつ(シカゴ連銀イベント)
・04:30 ウィリアムズNY連銀総裁討論会参加(メディア主催マーケットフォーラム)
・04:45 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演(経済見通し)
・05:55 ボウマン米FRB理事討論会参加(フィラデルフィア連銀主催会合)
米連邦準備制度理事会(FRB)当局者からタカ派的な見解が示されれば、ドル買い地合いは継続。
ただ、日本政府による円安けん制を受け、一段のドル高は抑えられるだろう。
米国経済の先行指標であるISM景況感指数は1日の製造業景況指数に続き、前日の非製造業も予想外に強含んだ。
また、原油相場は一段高となり、FRBの引き締めスタンスを後押し。
この日は米金利高・ドル高に振れユーロ・ドルは1.07ドル付近に軟化し、ドル・円は147円70銭付近に浮上した。
本日アジア市場でドル買いは一服し、株安で円売りは後退。
ただ、ドル・円は上昇基調を維持し年初来高値を更新した。
この後の海外市場は米金融引き締めが意識されやすい。
今晩の新規失業保険申請件数が4週連続で市場予想より強い内容となれば、FRBによるタカ派姿勢を支援する材料になろう。
複数の当局者からインフレ抑止に前向きな見解が予想され、長期金利が上昇基調を維持すればドルは売りづらい展開となりそうだ。
一方、中国貿易統計は前回ほど悪化せず懸念は和らぐものの、日本の円安けん制で一段の円売りは縮小するとみる。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・4-6月期GDP確定値(前年比予想:+0.6%、改定値:+0.6%)
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:23.4万件、前回:22.8万件)
・21:30 米・4-6月期労働生産性改定値(前期比年率予想:+3.4%、速報値:+3.7%)
・23:00 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演(フィンテック関連)
・24:45 グールズビー米シカゴ連銀総裁あいさつ(シカゴ連銀イベント)
・04:30 ウィリアムズNY連銀総裁討論会参加(メディア主催マーケットフォーラム)
・04:45 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演(経済見通し)
・05:55 ボウマン米FRB理事討論会参加(フィラデルフィア連銀主催会合)